前回は来年こそはいきたい人必見ということで、初参戦RENEW2023についてそもそも鯖江駅までのアクセス方法、現地での移動手段について交通手段編ということでRENEW 2023に行ってきた!①を執筆させていただきました。
今回は第二弾ということで!福井のモノづくりって何があるんだろう?そもそもRENEWって何が見どころなの?という福井のものづくりの魅力についてお話しさせていただきたく思います。
福井県ではどんなものづくりがあるの?
福井県といえば!「鯖江!」「メガネ!」と言われるほどに福井県というと鯖江やメガネの印象が強いのかなと思いますが、皆さんは他にどんなものづくりを知っていますか?
福井県=「越前」ということを念頭におくと「越前打刃物」「越前漆器」「越前和紙」「越前焼」といったものづくりもぽつぽつと頭に浮かんでくるかもしれません。そうなんです。福井県には7つも国の伝統的工芸品に指定されています。
福井県の伝統的工芸品
越前漆器 | 昭和50年5月10日 | 鯖江市 |
越前和紙 | 昭和51年6月2日 | 越前市 |
若狭めのう細工 | 昭和51年6月2日 | 小浜市 |
若狭塗 | 昭和53年2月6日 | 小浜市 |
越前打刃物 | 昭和54年1月12日 | 越前市 |
越前焼 | 昭和61年3月12日 | 越前町 |
越前箪笥 | 平成25年12月26日 | 越前市 |
ひとつの県で7つも伝統工芸品が指定されているのは東京都、新潟県、愛知県、京都府、石川県、大阪府に次いで7番目と上位にランクインしています。(福岡県と同率)
福井県には国の伝統的工芸品に指定されているものづくりのほかに福井県郷土工芸品という福井県が指定している伝統的工芸品も29つ存在しているんです。福井県のHPに載っているのでぜひ興味のある方はのぞいてみてくださいね。
福井県の伝統工芸品詳細はこちら▶︎https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sansei/dentoukougeihin.html
RENEWそもそも何が見どころなの?
RENEWとは…
普段見ることのできない職人の工房を特別に開放し、実際のものづくりの現場を見学・体験できるという体験型マーケットです。自分の目でみて自分の手で体験して、さらには職人さんが作った商品も購入もできるというものづくりが好きな人にとってはたまらないイベントなんです。
2015年に漆器の街河和田を中心にRENEWの前進である「河和田とびら(RENEW準備室)」が設立され、記念すべき第一回目のRENEWが開催されます。そこから9年間が経ち、コロナ禍での延期もありながら休むことなく今年が9回目のRENEWでした。
コロナ禍でも休むことなく続けられたのはとってもすごいことですよね!鯖江を中心とした地元の人の熱量を感じさせられます。
RENEWの見どころとは?
特別な工房開放
前述させていただいたように普段は訪れても見ることの出来ない工房での作業風景の見学や自らの手で体験できるという点、また職人の方とお話をしたりすることができるというのがこのRENEWならではの魅力であると私は考えております。
充実した体験コースの数々
体験も様々な体験をそれぞれの工房で行うことができるので30種類ほどの体験コースが用意されています。子供も参加できる簡単なものから、大人向けの本格的に作ることができるものまで、また料金体系もお手頃なものから奮発したものまでとそれぞれのニーズに合わせて体験ができるものもあって充実したラインナップでした。大体の体験が予約フォームからの事前予約が必須ですが、時には飛び入りで参加できる体験もあるので、予約ができなくても一か八か、工房に行ってみるのもありですね!
美味しい地元のソウルフードも堪能できる
なんといってもご飯がおいいしんです!ガイドマップにも各エリアのおすすめのお食事処の掲載や、うるしの里会館を中心に比較的大きい工房周りにはちょっとした食事ブースと地元で愛されている食事を堪能できるキッチンカーがたくさん来てくれるんです。私の1日目はお食事処「釜蔵」というお店にて人気の釜飯!ではなく…いくら丼を食べました笑(次こそは釜飯を食べます!)福井県は皆さんもご存知かと存じますが、海鮮もほっぺたが落ちるほどに美味しいんです。幸せなひと時でした。
https://renew-fukui.com/kanri/wp-content/assets/img/about/about.pdf
今回は福井の魅力、そしてRENEWの魅力についてお伝えいたしました!
次回はRENEW参戦1日目と題しまして、私が実際に回った事業者さんについてお話しさせていただきます。ぜひご覧ください!